客観的評価のすすめ
総裁選がいい感じに盛り上がっていますね。
私は普段あまり政治に興味はないのですが、漠然と、楽しくてかっこいい日本にしてくれる人に首相になってほしいと思っています。あと、税金と社会保障費はとにかく酷い、大幅に値下げして頂けるようご検討よろしくお願い申し上げます。もちろん実現可能な財源確保とセットで。
先日、総裁選関連の記事を読んでいたら、三原じゅん子議員の面白いツイートが紹介されていました。野田聖子さんの推薦人になった方ですね。
彼女はツイートで、議員の総裁選投票の判断基準として9項目を挙げていらっしゃいました。
1.派閥の圧力
2.選挙区事情
3.選挙の顔
4.恩や義理人情
5.日頃の付き合い
6.思想、信条
7.政策
8.人柄
9.出世
私も仕事で複数の案を検討する時はこんな感じの評価項目(コストとか工数とか難易度とか)を決めて比較表を作ります。各項目毎に点数を付け、項目に重みを付けて合計点の多い案を採用するあれです。この表を作ることで、案を客観的に評価できるのと、検討結果をあちこちに根回ししなければいけない場合も有効です。
別に仕事じゃなくても、テレビを買う時とか引越し先の物件の比較とか転職先の会社の検討とか、日常生活でもこれを行うことで冷静な検討ができますね。家族で夏休みの旅行先でモメた時などにも使えます。直感で何かを決めるのもありだと思いますが、個人的にはあとで後悔することも多かったので、このように評価を見える化することで客観的かつ冷静に比較を行うことができると思います。
政治家の方は時々モヤっとした言葉で国民を煙に巻くことが多いかと思うのですが、三原じゅん子さんは物事を客観的に見て思考することができる人なのかなと思いました。
ちなみに私的には10番目の項目として「実行力」があっても良い気がしました。政策はいいけど実行できなかった、みたいだと困っちゃいますので。ただ、政治の世界は一般の個人で言う所の「実行力」とは少し違うかもしれません。例えば私は個人的に何かやろうとする場合「明日やろうは馬鹿野郎」的にずるずると先延ばししてしまうので実行力はかなり低い点数になります。ですが政治家はたとえ自分個人がすぐに行動できたとしても最終的に他の人や組織に動いてもらわなければ実行できたことにはなりません。そのため、どれだけ協力者が多いか(または敵が少ないか)、根回しが上手いかが実行力の大きなファクターになると思います。
さらに政治家の場合面白いのは、議員各自によって各項目の重み付けが全く正反対になることがありそうなことです。例えば「3.選挙の顔」にほぼ全振りで「7.政策」は0倍とかはありそうですね。全議員の評価表をぜひ見てみたいです。
ちなみにGoogleで「三原じゅん子」で検索すると、検索ワード候補の上位に「ヘアヌード」と表示されて、別にやましい事をしているわけでは全然ないのにドッキリして慌ててブラウザを閉じてしまいました。みなさんネットで彼女の政策を調べる時は周りに人がいないか注意です。
というわけで、今後、個人的に三原さんには注目していきたいと思いました。